能登復興支援ツアーに参加してきました。

11月20日に能登復興支援ツアーに参加してきました。

 

今回訪問したのは珠洲でも津波の被害が大きかった鵜飼地区と春日野地区です。

まず見附島(別名:軍艦島)の地震で崩落したを沿岸から確認しました。

崖が崩落していて土砂がふもとに積みあがっていますが、その横に建っていた鳥居の一部が1本だけ寂しく建っているのが印象的でした。

見附島のすぐ近くに鵜飼港があり、その周辺は宝立町(ほうりゅうまち)商店街が賑わっていたところです。

今は公費解体が進み更地になっていて何事もなかったかのような空き地となっていました。その横で倒れたままの郵便ポストや

1メートル近くも飛び出している下水道管、斜めになったままの電信柱が当時の被害状況を物語っていました。

その後は見附仮設集会所で婦人会の吹上さん、あさひ集会所にて鵜飼消防団長の高さんにそれぞれ被災当時のお話をしていただきました。

その集会場ではまだトイレが使用できず凝固剤を使用している状態です。

またガイドさんも被災者の一人でその方の被災当時のお話や避難所生活でのお話をお聞きしました。

聞けば聞くほど甚大な被害、壮絶な避難生活のお話でした。軒並み倒壊した家屋によって車道はがれきで通れず、町や学校とつながる橋という橋が道路に段差ができたため通ることができず、それによって救急車両が到着しない。もちろん支援物資も入ってこれない。倒壊した家屋の中に残された方の救助の声に応えれるのは、同じく被災した隣近所の方しかいない状況。避難所の学校は250人の定員のところ1000人が過ごし、みんな足を延ばして休むこともできずほどんど眠れないまま、救助や炊き出しに追われる日々。

本当に気がおかしくなりそうだったという生の声が胸に刺さりました。

その後起こった線状降水帯による川の氾濫での水害も珠洲を襲いました。消防団長の高さんは「終わった・・・。」という言葉が短期間で2度も言うとは思ってもみなかったとおっしゃっていました。

復興への日々はまだまだ続きます。公費解体は進んでも、日が経つにつれ人口の減少やその後の生活をどうするか、問題は山積みだと感じました。

20251121_もっと復與支援ツアーを知る

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